★ SIONお勧めの映画【SF部門】 10作品 <順不動>
【 エイリアン2 】■秀作SF映画の続編。映画好きの間では、” 続編は面白くないという ” のが常識ですが、その常識を破った数少ない作品のひとつであり、SIONにとっていまでもSF映画サイコーの1本。
リドリー・スコットによる前作は、1匹の謎に包まれた未知の生物に襲われる恐怖をどちらかというと低いトーンでシリアスタッチで描いたスリラー作品に仕上げていますが、ジェームズ・キャメロンによる今作は、大量の殺戮エイリアンとの戦いをエンターテイメント色濃く描いたパニックアクション作品に仕上げています。どちらの作品が好きかは好みは分かれると思いますがSF映画としては、両作品共に良く出来ています。その後3・4と続編が作られていくが明らかに質が悪く駄作となってしまった。残念! この【2】で完結でも良かったのではないかなぁ~と思うのはSIONだけではないはず。
無数のエイリアンが、迫ってくる様を探知機で表現している演出はさすが。あの1つ1つのドットマークと早鐘のように鳴る警告音には、恐怖を感じる。もうひとつ、バスケスのカッコ良さには触れておかないとねー。イヤー、ほんまカッコいいんだよ。ある意味主役のシガニー・ウェバーを食っちゃってるんだもん。インパクトある役柄だったなぁ~。それに、この作品以降、ドンパチ作品には、必ずといって良いほど ” バスケス ” がいるでしょ!大抵は、ミシェル・ロドリゲスが演じてるけど(笑)
エイリアンが宇宙貨物船ノストロモ号を襲った惨事から唯1人生き残った2等航海士リプリーは、57年後、催眠カプセルの中で眠りながら宇宙空間を漂っているところを発見された。彼女は貨物船会社の上層部にエイリアンの話をするが、誰も信じようとはしない。そればかりか、エイリアンの卵の巣である未踏の惑星LV426に宇宙技術者やその家族が住みついていると聞いて驚愕する。
今はアチェロンと呼ばれているその惑星との連絡が途絶え、リプリーはその原因調査を依頼され、しぶしぶ宇宙海兵隊員と共に軍事用輸送船スラコ号に乗り込んだ。乗り組員は貨物船会社のバーク、植民地海兵隊員ゴーマン中尉、一等曹長アポーネ、ヒックス伍長、女性伍長ディートリック、アンドロイドのビショップなどだった。惑星に到着し調査を開始。植民地の主だったビルを探検するうち、両親と兄をエイリアンに殺されたという7歳の少女ニュートを発見、救出した。そして、建物全体をくまなく探索していくと、なんと!ほぼ全体がエイリアンとその卵に占拠されているのを知り、愕然とするのだった・・・
【 E・T 】■SION世代にとっては、今なおSFファンタジー映画の最高傑作。
スピルバーグが子供の頃に思い描いたアレコレの ” 夢 ”を詰め込んだ絵本のような映画です。E・Tのたどたどしくて健気な様子や子供達の純粋な姿に心を打たれます。スピルバーグの初期の頃に作品ですが、こういう映画を観ると本当に少年のような人なんだなぁと改めて思います。この歳になって再見したら違う印象を受けるとは思いますが、出来うるならばあの頃に感じた思いと同じような思いを感じれる人でいたいと思います。可愛くて素敵な所はたくさんあるけどやっぱり、自転車で空を飛ぶシーンでしょう。バックに流れるジョン・ウィリアムスの音楽もバッチリで、そのワクワク感ときたら・・・まぁ、とにかくおとぎ話のように心温まる ” 優しい ”映画です。
お子さんがおられる方は、是非とも一緒に観てほしい作品です。
アメリカ杉の森に、宇宙船が着地し、なかから小さな宇宙人が数人出てきた。彼らは地球の植物を観察し、サンプルを採集する。1人だけ宇宙船から遠く離れた宇宙人が、崖の上から光の海(=郊外の住宅地の灯)を見て驚く。
突然、物音がした。宇宙船の着陸を知った人間たちが、宇宙船を探しに来たのだ。宇宙船は危険を察知して離陸してしまう。先ほどの宇宙人1人をとり残して・・・。
その頃、住宅地のある家では、少年たちがカード遊びをしていた。10歳のエリオットは、小さいという理由から、兄マイケルらの仲間にいれてもらえず、くさっていた。ピッツアの出前を受け取りに外へ出たエリオットは、物置小屋でモノ音がしたことに気付いて、みんなを呼びよせたが、中には誰もいなかった。しかし、その日の深夜トウモロコシ畑で宇宙人を目撃したエリオットが正体を突き止めようとポーチで見張っていると、宇宙人が彼の前に姿を現わした。エリオットは宇宙人を部屋に隠し、仮病をつかって学校を休み、宇宙人とのコミニュケーションを試みた。そして帰宅した兄、妹ガーティに紹介するのだった~
【 アバター 】■話事態は、そんなに新しいものでなく、簡単に言ってしまえば、理不尽な侵略者に対して弱いものが一致団結してそれを追い払うというストーリー。舞台が、地球でなく別の惑星だというだけ。
しかし、SIONは、強く理不尽なモノたちに弱いものたちが勇気を持って立ち向かっていく~というベタな話が大好きなのでしょうがない(笑)その手の映画には、必ず付き物の演説シーンなんかは、特に大好物。あの高揚感といったらたまりません。ほんとうに気持ちが高ぶります。
今では、当たり前のようになった3Dの先駆けともいえる映画で、その他にもモーションキャプチャーなど最先端のVFXを駆使して製作されている。その映像は、流石!という仕上がりになっています。竜?に乗って空を飛ぶシーンなど本当に素晴らしく自分が飛んでいるような感覚になります。
22世紀。人類は地球から遠く離れた宇宙にまで進出していた。そこで豊かな大自然と未知の動植物が生息する衛星パンドラを発見し、“アバター・プロジェクト”を開始する。青い肌と人間よりも大きな体を持ち、原始的な生活を送る先住民族“ナヴィ”が暮らすこの星の大地には、莫大な利益をもたらす鉱物が眠っていた。だが、大気は人間にとって有毒な性質。鉱物採掘を実現するには大気の問題をクリアしなければならない。これを解決するために、ナヴィと人間のDNAを組み合わせた肉体“アバター”を生み出し、自由に活動できるようにすること。それがプロジェクトの目的だった。戦闘による負傷で下半身が麻痺、車椅子の生活を送っていた元兵士のジェイクは、体の自由を取り戻すために計画に参加、“アバター”を手に入れる。だが、パンドラの地に降り立ち、ナヴィと触れ合ううちに、族長の娘ネイティリと恋に落ちる。次第にパンドラの生命を脅かす任務に疑問を抱くようになったジェイクは、やがてこの星の運命を決する選択を強いられていくのだった……(キネマ旬報より)
【 ヒドゥン 】■知る人ぞ知るSION好みのSF映画の秀作。【 ヒドゥン 】どんな意味かと思われかも知れませんが、原題が【 Hidden 】なんです。なーるほどってタイトルですね。
全体的になんとなくB級の匂いが漂っていますが、逆にそれが良い味出しています。まぁ、とにかく面白い作品なんです! カーチェイスや銃撃戦はアクション映画級~寄生するエイリアンはボディスナッチャーのようなSF映画風~いがみ合いながらもやがて強い友情が芽生える主人公たちは刑事ドラマ~ラストの戦いは怪獣映画~いろんな要素まさにてんこ盛り。だからといって特に複雑な話でなく単純な話なので何も考えず始めから最後まで本当に楽しく見ることができます。
その上、この映画、 ” 掴み ”が上手い。オープニングで そのハイテンションな演出に ” グッ ” と映画に引き込まれてしまうわけですよ。そこからは、テンポの良いスピード感とパワーで最後まで押し切ってしまうのですから(笑)
ラストもホロっとさせる結末で、上手くまとめています。
FBI捜査官役のカイル・マクラクランが、また良いんだよねー。あの作り物のような無機質な感じは、この役にピッタリです。というか彼しかいません。とにかくまだ観ていない方は、是非是非、観ていただきたいです!
ロサンゼルスで、今までごく普通の人間と思われていたデヴリーズという男が、突然凶悪犯に変貌し、数々の凄絶な事件を引き起こしていた。ロサンゼルス市警の刑事トム・ベックは、激しいカー・チェイスの末に彼を撃ち倒し、ひとまずこの事件は解決したかに見えた時、ベックの前にFBI捜査官でロイド・ギャラガーと名乗る男が姿を現わした。その頃、病院に収容されたデヴリーズの口から謎の生き物が吐き出され、同室のミラーの体に乗り移り、今度は身動き1つできない重態患者であった彼が犯罪を繰り返してゆく・・・・(goo映画より)
【 リベリオン 】■これまた、B級映画の匂いがプンプンするけど、とてもスタイリッシュでほんとうにカッコいいSF映画。パッケージをみるとなんだかマトリックスのパクリ映画のように見えるが、まったく似て否なるもの。
第3次世界大戦後の地球~こんな悲劇はもう繰り返すべきではない~人には感情があるから争い事が絶えないんだ!~感情を抑えることが出来ればよい~そんな思想を持つ世界のお話。
【華氏451】や【TRH-1138】のような全体主義国家を描いてるわけですが( 実際、これらの作品に対するオマージュではないかと思えるようなシーンもあります ) この作品は、少し毛色が違います。多くの全体主義を描いた映画は、もっとメッセージ性が強く閉塞感を感じる様な作りで、煮え切らない辛い終わり方をするものが多いのですが、この【リベリオン】は、そこが違います。スカッとさせてくれます。そこがまた、良いんです。なんたってハッピーエンド好きのSIONですから(笑)
監督の意思は、わかりませんが(笑)SIONにとってのこの映画の肝はなんといっても【ガン=カタ】なんです!
全体を通して突っ込みどころは、確かにいろいろあるし、映画評論家さんの受けも良くないみたいですが、そんなことは知ったこっちゃありません。
だって本当にカッコいいんだもん。ガン=銃 カタ=武道 を組み合わせたこの独特の ”近接戦闘術 ”さぁ、みなさんも【ガン=カタ】に痺れてみませんか?
第3次世界大戦後、生き残った指導者たちは戦争勃発の要因となる人間のあらゆる感情を抑止させるべく、精神に作用する薬を開発。これを国民に毎日投薬し、徹底した管理国家体制を敷いた。そして反乱者は、クラリック(聖職者)の称号を持つプレストンを中心とした警察に、厳しく処罰されるのだった。銃を用いた武道ガン=カタの達人でもあるプレストンは、冷徹に任務を遂行する非情の殺人マシーン。しかしある日、封じていたはずの感情に目覚めたプレストンは、国家に疑いを抱くようになる……(キネマ旬報より)
*わがまま私評あり【 T2 】■今では、一流といわれる監督ジェームズ・キャメロンの名を一気に世界に知らしめ、ボディビルダー出身のシュワルツネッガーを一躍スターにした前作【 ターミネーター 】の続編。監督を始めスタッフ・キャストもほとんど前作と同じ。【 エイリアン2 】同様、前作の出来を上回った数少ない続編のうちのひとつ。
【1】ほどの渋みというか重みがなくなってる気はしますが、そんなことどうでもいいくらいのエンターテイメント作品に仕上がっています。観ていてワクワク楽しいわけですよ。これで十分だよねー。確かに、クールで感情のないまさに冷徹な殺人マシーンが、多弁になり、感情らしきものを持つところに多少違和感がないわけではないけど、学習プログラムが働いたんだなと思えばいいと自分を納得させてます(笑)
サラもただのおねーチャンだった前作から立派なレジスタンスに変身してたし(筋トレご苦労様です)適役のT-1000は、ナイスアイディアだよね。まだまだ、CGを見慣れてない当時、あの水銀のような金属の動きに『おおー!すげぇ』と正直思ったもん!賛否はいろいろあるようだけどもちろんあのラストも好きだし。うん。娯楽作品としては、とっても楽しめる良い映画だ!
あれから10年後の1994年、人類滅亡の日は3年後に迫っていた。表面上は平和に見えるロサンゼルスの街に、未来から2体のターミネーターが送り込まれてきた。1体は未来社会を支配しているスカイネットにより送り込まれたT1000型。未来の指導者となるべく運命づけられた少年ジョン・コナーを抹殺するという使命を与えられたT1000は、形状記憶擬似合金で構成されていて、触れることでどんな物体にも変化でき、しかもその戦闘能力は以前の101型をはるかに上回っていた。もう1体は未来のジョン・コナー自身が送りこんだT800型で、少年ジョンを守ることを使命としてインプットされていた。その頃、ジョン・コナーは養子に出され、その母サラ・コナーは、1997年8月29日に核戦争が勃発し人類が滅亡するという危機を人々に訴えようとして精神病院に送り込まれていた。ジョンを狙いT1000の執拗な追跡が始まった・・・(goo映画より)
【 マトリックス 】■
【 ウォーゲーム 】■初見で観た時から、随分時間が経っています。今観たらどう感じるのだろうか?とは思うけど、何しろ始めて観た時にとても面白く、その後、気に入って何度かレンタルした作品。
荒唐無稽だとおっしゃる方もいるとは思うけど、始めから終わりまで良い緊張感を維持しつつスピード感あるストーリーが展開されていきます。oxゲームを使って戦争の空しさをを教えてくれます。娯楽作品として良く出来た楽しめる作品だと思います。
雪が舞う道を2人の男が車にのってやって来た。一見農家のように見える家へ入ると、その奥はミサイル発射コントロール・センターになっていた。入室した2人の男は、スピーカーの指示を命令書で確認。なんとそれはミサイル発射命令だ。しかし、男は発射キーを廻せなかった。シャイアン山中にあるNORAD(北米防空司令部)のオペレーション・センターでは、主任アドヴァイザーのマッキットリック博士が、ワシントンDCから来た高官のワトソンとキャボットに説明する。先程出されたミサイル発射命令は実は演習だったのだが、なんと22%の兵が発射キーを廻さなかったのだ。このままでは、もしもの時に役に立たない。こうなる理由は、人間の心理的な弱さのためであり、磐石な防空体制をとる為には、人間を排止しコンピューターにまかせるのがいいという。マッキットリック博士は高官にWOPR(戦略計画反応)コンピューターをみせる。このコンピューターは、常に第三次大戦のことを考えつづけ、戦術、相手の反応・反撃、それについての対応策を検討しているのだという。
一方、ワシントン州シアトルの高校生デイヴィッド・ライトマンは、学業の方はさっぱりだが、パソコンに関しては天才的少年だった。学校のコンピューターに自分のパソコンをインプットして、生物の成績をF(落第)からC(水準)に変えるなど朝飯前。ついでにクラスメートのジェニファーのもFからAに変更してやる。その夜、デイヴィッドは雑誌でプロトヴィジョンがクリスマスに新しいゲームを売り出すという広告を見つけた。早速、プロトヴィジョンの電話番号を調べる。まだ売り出し前だから、プログラムはプロトヴィジョンのコンピューターに記憶させてあるはず、それを電話を通じてコンピューターに接続して戴こうというのだ。その作戦を実行に移すと、見事ある正体不明のコンピューターにつながった。ゲームと打ち込むと、ジン、チェス、砂漠戦争、生物科学戦争、世界全面核戦争とスクリーンに出た。大学生のコンピューター仲間の助けを得て、最初に出たフォーケンを調べる。フォーケンはコンピューター学者で、国防省に勤めていたが、73年に死亡していた。ジェニファーの言葉にヒントを得て、フォーケンの息子の名前ジョシュアを打ち込むと果たして、それがパスワードだったジョシュアが話し掛けてくる。デイヴィッドをフォーケンと思っているらしい。ジョシュアとデイヴィッドは世界全面核戦争ゲームをすることになり、彼はソ連側になり、アメリカを攻撃することにした。この頃、NORADではソ連が攻撃して来たと大騒ぎしていた。ジョシュアとは即ちWOPRコンピューターだったのだ・・・(キネマ旬報より)
【 スタートレック 】■TVドラマからはじまり、その後も数多くの映画が作られている宇宙戦艦エンタープライズ号を舞台に繰り広げられる物語。
宿敵クリンゴンとの対決をはじめ宇宙で起こる様々な事件をエンタープライズの乗組員が解決していく世界中にファンの多い人気SFシリーズ作品。TVドラマも含め映画もほとんど観ていますが、はっきりいってこの他の作品は、いただけません。まったく普通です(ファンの方すみません)ということもあり、あまり期待せずに観たからなのかも知れませんが、予想以上に楽しく観れました。若き日のカーク船長とスポックががイキイキと描かれております。もともとこのジャンルに『あーだ・こーだ』と理屈を持ち込みたくないSIONとしては、娯楽性が高ければ良い訳です。そういう意味でこの作品は、楽しめました。つまり、このシリーズの中で唯一楽しめた作品だったということです。HEROSでサイラーを演じたザッカリー・クイントが、若きスポックを演じておりますが、まさに適役。素晴らしいキャスティングだと思いました。レナード・ニモイも納得だったんじゃないかな~。
人類が宇宙へ進出し始めたばかりの頃の地球。ジェームズ・T・カークは、宇宙船の艦長だった父親ゆずりの冒険心に溢れた青年。彼はふとしたきっかけから、建造されたばかりの最新型宇宙船エンタープライズ号の乗組員となり、初めての宇宙へ飛び出していく。そこで出会ったのはスポック、ウフーラ。彼らの任務は、人類を脅かす悪を阻止すること。生意気で怖いもの知らずのカークと、冷静で論理的なスポックは衝突を繰り返しながらも、初めて出会う数々の危機をクルーたちとともに切り抜けていく(キネマ旬報より)
【 スターウォーズ 】■『もはや、何も言うまい・・・』 全部で6作品作られたいわずと知れたSF映画の傑作シリーズであり金字塔!
「コーホー コーホー」
【A LONG TIME AGO IN A GALAXY FAR, FAR AWAY・・・・】ジョン・ウィリアムズの音楽と共にこの字幕が画面に流れてきたらもうそこは、スペースファンタジー♪ 君もジェダイの一員だ~(笑) 『 フォースと共にあらんことを・・・ 』
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